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【はじめに】

『管理釣り場』とは民間のレジャー施設です、各釣り場に設けられたルールはもちろん、マナーを守って楽しみましょう。

 ・ゴミやタバコは指定の場所へ
 ・周囲の人への迷惑になるようなことはやめましょう
 ・釣り場のルール(レギュレーション)をしっかり把握し守りましょう
 ・魚の取り扱いにはよく注意し、魚に優しい釣りを心がけましょう

<管理釣り場初心者の方はまず↓こちら↓の動画をチェック!!>
『はじめてのエリアトラウト~管理釣り場でのマナーってどんなの??~』

この記事の目次だよ・///

まえがき

全国のカンツラーさん「たびっす・///」
※旅鱒の挨拶です(覚えてください)

自由な服装で釣りを楽しむ事ができる管理釣り場、今回は暑い夏に向け多くなる虫や様々な生き物への対策を含めた洋服選びを管理釣り場オーナー目線でアドバイスさせていただこうと思います。

管理釣り場の釣りはだいたい5月後半から7月までの期間で平野部の釣り場は休業となる場所が増えてきます。
一般的に夏のレジャーのイメージが強いトラウトフィッシングですが、人工の管理釣り場ではオフシーズンとなります。

暑さが弱点のトラウト達、このオフシーズンになると釣り場選びも比較的標高の高い場所や水量の多い川付近等、限りなく自然環境のままの管理釣り場に行く機会が増えるかと思います。

さて、そんな人里から少し離れた管理釣り場での釣り、このシーズンはしっかりと対策して挑まないと困る事が多いです。

それは『生き物の活性化』です。

夏の悩みと言えば、まずは『虫』ですね!春先から増え始める虫達は季節に合わせて変化していき、夏の虫は風情を通り越して迷惑な存在になっています。

虫

それもこれも、自然環境が豊かな人里離れた管理釣り場だからこその悩みですが、逆を言えばそれだけの環境だからこそ、トラウト達が元気にいられるというのも事実として押さえておきましょう。

そんな自然環境の中での服装選び、慣れている方は当たり前に感じることですが、普段経験のない方だと「何着て行こうかな?」と悩みますよね

夏は暑いもんです。

標高が高くとも近年の気温上昇ははっきり言って異常ですね、そのせいでただ暑いからという理由で洋服を選ぶのはNGです。

今回はこの洋服選びから考える『山・川レジャー』をお届けしていきます。

是非最後までお読み頂ければ幸いです。

山・川レジャーに起こる危険

さて、土地によっても大きく違いがあるかと思いますが、実際に想定される危険を少し細かくお伝えしようと思います。
※今回はあくまでTABIMASU BASE~yanagisawa~(茨城県高萩市)での経験からのお話になりますのでご了承ください。

虫による危険

・スズメバチ
・アブ
・ブヨ(ブユ)
・蚊

気温上昇と共に現れる危険な虫はこんなところでしょうか。
都心等にお住いの方に馴染みあるのは『蚊』ですが、場所によっては市街地でも『スズメバチ』あたりは遭遇することも多いのではないでしょうか?

これらの虫を『危険』という表現をしているのは攻撃性があり、攻撃手段を持っているという点。

スズメバチは最強と聞いたことがあるかと思いますが強靭なあごの力で噛みついたり、お尻の針で刺したりと強そうな見た目と相まって恐怖ですね!

ただしこの中で唯一『自ら襲ってはこない』という点が重要、危害を加えない限りは襲ってきませんのでそぉ~っとその場から離れるだけで去っていきます。
くれぐれもちょっかいを出さないようにしましょう。

スズメバチ

アブの見た目は大型のハエですが、こいつらは非常に厄介です・・・。
何せ人を目掛けて襲ってきます。

排出される二酸化炭素に反応しまとわりついてきます、また攻撃性も強く皮膚を噛んで血を吸うという吸血タイプ。
薄い着物の上からでもしっかり噛んできて『イタッ!』と気づくレベルの痛みです。

また、車の排気ガスも大好きでアイドリング中は無限に表れて囲まれます。
山のレジャーではアイドリングを即座にやめて、降車は2.3分経過してからにしましょう。

アブ

ブヨ(ブユ)は基本的にアブに近い性質を持ったハエですがサイズが極小で群れでグルグルと飛んでいます。
に水場周辺に多く管理釣り場では天敵です。

こちらも噛みつきからの吸血タイプで喜んで自ら人にまとわりつきます。
ただし日が差す時間帯やトンボが飛び出すとササッとどこかへ行ってしまいますので、日の陰る夕方から暖かくなる日中までは注意が必要です。

ブヨ

蚊は全国的にいますので説明は不要かもしれませんね、あの夜な夜な耳元で響かせるにっくきアイツです。
いつの間にか皮膚に止まり気づいた時には時すでに遅し、強いかゆみに襲われます。

この蚊もアブ同様に二酸化炭素や匂いによって寄ってくるタイプで痛みこそほとんどありませんが、かゆみの元になる毒を注入してきます。

ただしメジャーな存在でもあるため、様々な蚊対策グッズがあるのも大きいポイントですね!

蚊

管理釣り場での服装選び

ここからは今回のテーマでもある服装選びのお話となりますが、先述した虫を総合すると『刺す、噛む』という危険がありますので、皆さんもうお分かりかと思いますが是非参考にしていただければ幸いです。

肌の露出を失くす

基本的に普段都会や自宅で過ごす感覚で半袖、半ズボンはNGです!!
特に暑い夏は半袖を選びがちですが、必ず露出がすくない服装を選ぶことをおすすめします。

蜂を除くハエ達は自ら人を狙ってきますので、半袖、半ズボン等は彼らに「どうぞご自由に」と言ってるような物です。

ただし、管理釣り場は釣りレジャーの中でも装備品のいらない自由なファッションを楽しめるというメリットがあります、夏は夏の着こなしもあろうことかと・・・

そんなあなたにオススメなのが、『速乾、ひんやり系のラッシュガード』です。

本来は日焼け対策に使われるラッシュガードですが虫対策にも有効です。
特にブヨ(ブユ)や蚊等の極小タイプの虫には効果があり、噛まれたり刺されたりすることを軽減させる事ができます。アブに関しては上からでも噛まれますので注意が必要です。

また避暑地であれば、インナーとしてのラッシュガードに限らず、上から羽織るタイプでも涼しく過ごせると思います。

帽子をかぶる

地味に効果が高いのがこの帽子です。
特にスズメバチ等は『黒』に集まる傾向があり、皆さんの頭(髪の毛)によってきます。

もちろん刺激をしなければ襲われることはありませんが、スズメバチの羽音はできる限り聞きたくないですよね?
あの重低音は恐怖しますよね。

帽子

黒色を失くす

帽子のくだりでお話した通り『黒』はハチが寄ってくる色です。
スズメバチを捕獲する仕掛けにも利用される程効果が高いです、すなわち『黒色』の洋服は避けることをお勧めします。

全体的に発色の良い色を選ぶと良いとされていますが、黒ってコーディネートしやすいんですよね・・・

足元にも注意が必要

意外に見落としがちなのが足元、サンダルなどは肌の露出に繋がるので注意しましょう。
また、靴下をはきたくない季節ですが、なるべく履くようにしましょう!

長ズボンとはいえ、裾はむき出しになりますので思いがけず裾から虫の侵入があったら大変です。

サンダル

どんなファッションがおすすめ?

これまでお読み頂いた方『結局どんな服装が良いの?』と思う方も多いと思います。
暑くなりすぎず肌の露出を避ける、そこでおしゃれを考えるのは、はっきり言って難しいですね。

とはいえ管理釣り場の釣りもアウトドアスタイルのレジャーです。参考にしたいスタイルも結構ありますのでご紹介したいと思います。

キャンパースタイル

オシャレなアウトドアの代表格『キャンプ』です。
基本的にキャンプと管理釣り場は相性が良く、釣り好きのキャンパーも多いです。

シチュエーションも基本的に自然を生かした遊びとなるので、虫対策も基本的に同じです。

また、昨今のキャンプブームもあり、キャンプに特化したファッションブランドも非常に増えていて選ぶのも楽しくなりますね!
唯一注意が必要なのはキャンプファッションで採用されている素材は『燃えにくい厚手の物』も多いため、スタイルを採用しつつも素材を変えていくのも素敵ですね!

キャンプ

ワークスタイル

キャンパースタイルとの相性が良いワークスタイル、最近では黄色い看板のワークショップ『ワークマン』でもキャンパースタイルアイテムが豊富ですね!

特に働く人のウェアは動きやすさや暑さ対策がされていることも魅力、ラッシュガード等のメインにならないアイテムは積極的に活用しても損はないですね!

普段着

これを言ってしまえば元も子もないのですが、難しく考えずにお気に入りのスタイルで行けるのも管理釣り場の魅力です。
古着が好き、アメカジが好き、人のセンスは様々です。

注意事項を生かしつつ肌の露出を抑えていれば基本的に好きなスタイルで楽しめますね!

特に女性の場合はスカート等も基本的に問題なく選べます。当然インナーは必要になりますが、釣りをするからそれっぽい恰好でなんて考えずに好きな洋服で出かけましょう。

普段着

意外に有用?おすすめアイテム

ファッション性も大切ですが、実用性も兼ねるアイテムを個別にご紹介

空調ベスト

夏のアウトドアではもはや定番化しつつある扇風機内蔵の空調服。
涼しく過ごせるのはもちろんですが意外な効果もあったりします。

空調ベストは袖口や首回りなどから風が抜けます。特に首回りの風は抜けるだけで虫よけ効果が少しあります。
これは実体験によるものなので確証はありませんが、虫は顔周りを狙ってくることが多いですが、風が吹いてる場合は飛行が安定せずによってこない気がします。

最近ではベスト自体もオシャレな物が多いので春や秋のダウンベスト感覚でもこもこに着こなすのも面白いかもしれませんね!

空調服

フィッシングベスト

少し前にカジュアルトレンドとしてフィッシングベストが流行りましたね!何よりこのベストは実用性が高いのでオススメです。
無数のポケットはフィッシングギアを入れておくのに非常に便利!携帯用に虫よけ等を入れておくのもいいかもしれませんね。

また、気軽に釣りを楽しむ上でも持ち込む道具を減らせるのもGOOD!

フィッシングベスト

サングラス

釣り人からしたら当たり前の道具ですが、サングラスになじみのない方も多いかもしれません。
実際日差し除けの効果の他に偏光グラスであれば、水面が見やすくなり、外敵から目を保護できます。

特にルアー等の衝突を防いだり、春にたくさん出てくる目を狙ってくる虫(メマトイ)なんかもサングラスがあるだけで全く違います!積極的に取り入れてください。

サングラス

あとがき

さて、梅雨が明ければそこはもう『夏』です。
夏のレジャーは自然を楽しむ事が多くなりますね!

人が外へ出るのと同じで多くの虫も夏の活動が増えてきます、しっかり対策をしながら楽しみたいですね!

どんな趣味の世界もそれに合った服装がありますので管理釣り場の釣りも同様です、ただし管理された施設であるので比較的自由に楽しめるのも大きな魅力です。

皆さんの好きなスタイルに虫対策を加えて是非管理釣り場の釣りを楽しんで頂ければと思います。

最後にもう一点注意喚起となりますが、化粧品や香水、制汗剤等の使用は極力少なめにしましょう。
自然界にない匂いに攻撃をしてくる虫もいたりします。

汗の匂いによって来る虫もいますので矛盾してしまいますが、心地よい物としては『ハッカ』の匂いを常備していると大抵の虫よけ効果が期待できますので、手作りハッカ水なんてのもお勧めですよ。

悩ましい虫対策ですが、しっかりと行って安全にレジャーを楽しみましょう!!!

それでは、長くなりましたが、最後までお読み頂きましてありがとうございました。

皆様にとって良い管理釣り場ライフが過ごせますように・・・

Let’s!旅鱒・///

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旅鱒1号

YouTubeチャンネル『旅鱒』の管理人。 全国の管理釣り場を巡り、釣り場紹介を軸に活動している。 これまでの釣り場訪問は100件を超え、今後も多くの釣り場をご紹介していく予定。 『初心者、女性、お子様でも楽しめる管釣り』をテーマに釣り、レジャー、ロケーション、さらには意外に知られていない管釣り飯等、気軽に楽しめる管理釣り場ライフを動画にして発信しています。 釣りの腕前自体は、自称『釣れないカンツラー』を公言し、テクニックよりもENJOY専門、管理釣り場ONLY生粋のエリアカンツラーです。

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